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黒麹が生み出す酵素の力
なぜ“黒麹菌”なのか?
黒麹菌による発酵では、豊富な酵素に加え
『クエン酸』が分泌されるため、
飼料の中の雑菌の発生・増殖を防いでくれます。
麹菌は“東洋にのみ存在する”有用微生物といわれ、主に黄麹菌、白麹菌、黒麹菌と3つに分類されます。
日本独特の気候風土により自然発生した、世界でも類を見ないこれらの麹菌は、古くから清酒、味噌、醤油、鰹節などの発酵製造に利用され、日本人の食生活には欠かすことのできない存在です。
黄麹、白麹、黒麹は、それぞれに特性を持っており、使用する用途によって向き不向きがあります。
なかでも、黒麹菌はクエン酸を分泌する特徴をもち、沖縄や九州の暑い地域における焼酎や泡盛などのお酒造りでは黒麹菌を使用することで、クエン酸が雑菌の増殖を防ぐ役割も担ってくれています。
黒麹が生み出す酵素の力
“黒麹菌”が生み出す酵素の力とは
麹菌は、発酵の過程でたくさんの酵素を生み出します。
私たちが黒麹菌を使って製造する黒麹発酵飼料にも、でんぷん質を消化して糖分に分解するアミラーゼ、タンパク質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼの3大消化酵素を含む、豊富な酵素が含まれています。
これらの酵素は、家畜の体内において、栄養素の分解、運搬、合成、排出を行う上でとても大切な働きをしています。
黒麹発酵飼料を食べている豚は、黒麹菌が生み出した酵素によって、ビタミンやミネラル、タンパク質などの飼料から得られる栄養素をきちんと分解し、成長に必要なエネルギーに代えていくことができています。
その結果、健康的な成長を続け、免疫力が高まり、病気にかかることがほとんどないため、注射や投薬等の治療や抗生物質等の飼料添加剤を必要としません。
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